Re: [OSGeoJapan-discuss] Re:今回の震災で利用されたサービスの事例を知りたい

Nobusuke Iwasaki wata909 @ gmail.com
2011年 4月 25日 (月) 07:10:26 EDT


後藤先生、山田さん、みなさん

岩崎です。

> 連絡があり対応しました。これだけでも、色々な地図はありますが、
> ユーザー目線ではないので、詳細なニーズに対応するためには
> 加工する人(ブリッジ)が必要になります。

このご指摘は、まさしくその通りだと思います。
アクセス数なども評価の一つの軸になりますが、実際に現場で役に立ったかどうか、どういう地図が役に立ったのか、どういう地図が足りなかったのか、確認する事が必要だと思います。
この点は、復興に向けて取り組んでいく必要があると思いますし、これまで公開されたデータも、検証する必要があると思っています。

それから、そういった評価のための基礎的情報として、公開されている情報について、整理した方がいいのかなとも思っています。

それから、山田さんからのコメントにあった農環研での放射能のモニタリングですが、現在でも継続して行っているはずです。以下、参考情報です。
http://www.niaes.affrc.go.jp/magazine/132/mgzn13210.html

MANDARA(これは、埼玉大の谷先生が開発されているものですね)や地図太郎の使い方についての資料の話もありましたが、こういったものも、たとえばQGISを使って作っていけたらいいなと思っています。



2011年4月21日3:39 Shintaro GOTO <got @ ris.ac.jp>:
> 立正大学の後藤です。
>
> 今回の災害では、例えば、衛星通信用のアンテナの工事に避難所
> データとライフラインの情報のオーバーレイが必要であるなとという
> 連絡があり対応しました。これだけでも、色々な地図はありますが、
> ユーザー目線ではないので、詳細なニーズに対応するためには
> 加工する人(ブリッジ)が必要になります。
>
> 実際の救援に係わる方たちはインターネットを使えない方が殆どです
> ので、紙媒体でも情報を提供するエバンジェリストも必要です。
> 空間情報社会も社会ですから社会で必要な機能は必要になります。
>
> 日本の場合、ICSが不在で、協力出来る方が自分の方法で情報を
> アップして場合によってはそれで終わっているケースもあるようです。
>
> 緊急時のマッピングと復興期のマッピングの境界をどうするかという
> 議論がこれから出てくるしょうし、行政でカバーできない部分をどうする
> か?という潜在的な課題もあります。ここに「新しい公共」などという
> パラダイムが必要とされている所以です。かつての普請ではあります
> が。
>
> 先ず、マッピングする人も救援に当たる方が先ず同じ場にいることが
> 重要ではない化と思います。
>
> その意味もあって、4/24に
> 東日本大震災復興NPO支援全国プロジェクト 設立総会&支援フォーラム
>
> http://p.tl/6WuA
>
> を行う事になってます。救援ボランティアを行っているかたがどんな方か、新しい
> 公共で災害支援を行う事を指向するがどんな方なのか確認されるのが良いか
> と思います。
>
> 国境なき楽団率いる庄野真代さんのチャリティーコンサートもあります。
>
> よろしければご参加下さい。
>
> 2011年4月20日12:13 wakasa masao <machio @ mac.com>:
>> 若狭です。
>>
>> 今回の痛ましい東日本大震災で、いろいろなサービスが立ち上がったり、情報がかなりインターネット上に流れました。
>> 阪神大震災との大きな違いがITによって起こってると思います。
>>
>> ただ、下記のようにサービスのリンク集はありますが、実際どう利用されたのかが不明な所が多いです。
>>
>> Yahooカテゴリ 2011年東日本大震災
>> http://dir.yahoo.co.jp/Society_and_Culture/Environment_and_Nature/Disasters/Earthquake/2011_The_Pacific_Coast_of_Tohoku_Earthquake/
>>
>> 東日本大震災復興関連情報まとめサイト
>> http://agilemedia.jp/311/
>>
>> パーソンファインダーなどは実際にきちんと利用され、NHK等のメディアと連動し、めざましい活躍をしたとは聞いています。
>> ですが、震災から早くも1ヶ月立ちましたが、やりました!というリリースはみるものの、利用しました!と言う人はあまり見えない状態だと思います。
>> なので、お手数なのですが、
>>
>> 【どの技術もしくはサイトの情報】 が 【どのように利用された】 されたかなど
>>
>> をシェアしたく思っております。
>> そういう声を実際の開発者達に伝えていくのも大事な仕事だと思います。
>>
>> そのあたりの情報収集も含めて、MLの皆様で知っている事がございましたら、みんな知ってるよ!というささいな情報でも良いのでお教えいただけるとありがたいです。
>>
>> あいまいな質問で申し訳ありません。
>> よろしくお願いします。
>>
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> 立正大学・大学院・環境科学研究科長
> 地球環境科学部・環境システム学科・教授
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