Fwd: [OSGeoJapan-discuss] 国勢調査の1kmのtxtファイルの使用方法

OSHIMA Hideki oshimapanda @ gmail.com
2010年 6月 3日 (木) 21:04:45 EDT


Bravo-Astroさん

技術的にちゃんとした解決方法は他の方が答えて下さると思うので、とりあえず、統計の実務的な対応策を書きます。

売り上げ予測額の重回帰の説明変数として1kmメッシュの人口を使われるということは、推定したパラメータに各メッシュの人口をかけて、各メッシュの売り上げ予測額を計算されるのですよね。

> dbfファイルのメッシュがなくなりtxtファイルに存在するメッシュだけになります。

1kmメッシュの人口データは、山の中の一軒家のように、人口が4人ぐらいのところは、データが秘匿されます。(そうしないと、年齢別人口を見れば、一軒家の奥さんの年齢が分かってしまいます。)
また、海の中や公園の中のメッシュの人口はおそらく0人です。
txtファイルには、このような、山の中と海の中や公園の中のメッシュは除かれています。

ですから、なくなってしまったdbfファイルのメッシュは、山の中と海の中のメッシュで、人口0人の小地域と同様に、説明変数としては外した方がいいサンプルだと考えられます。

メッシュが欠けていると、絵的に嫌だな、という場合は、空のdbfファイルのメッシュ(山の中と海の中や公園の中も含む)の上に、マージしたdbfファイルのメッシュ(山の中と海の中や公園の中がない)を重ねれば、見栄えはよくなります。

2010年6月4日5:52 奈良崎 優 <mnara-260116 @ kamakuranet.ne.jp>:
> 初めて投稿しますBravo-Astroです。
> 私は、NOAA今木研究員の3月の「オープンソースGIS入門コース」に参加したもので、
> GISを用いて売り上げ予測をしたいと考えているものです。
> すなわち、重回帰の説明変数の一部をGISのソフトで取得しようとしています。
> 質問
> 総務省のHPのe-statからダウンロードできる1kmメッシュの国勢調査(小地域)のtxtファイルから、
> シェープファイルを作る方法はインターネットを参考にしてわかりました。
> 例えば、http://mjin.doshisha.ac.jp/R/200712_53.pdf
> Rのmaptoolsのマージ機能を使いdbfファイルとtxtファイルをマージし、dbfに上書きすればよいと思います。
> その後、次の後処理が必要です。
> 例えば年齢別txtファイルをdbfファイルに結合させた場合、人口0人の小地域にも、ある人数が割り当てられるので、
> これらの欄の数値を0にする必要があります。
> しかし、1kmメッシュで同様にdbfファイルとtxtファイルをマージしようとするとうまく行きません。
> dbfファイルのメッシュがなくなりtxtファイルに存在するメッシュだけになります。
> 1kmメッシュの場合どの様にしてマージさせればよいのか教えてください。
> よろしくお願いします。
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大島英幹
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科
OSHIMA, Hideki
KEIO Univ. graduate school of media and governance



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