[OSGeoJapan-discuss] Earthquake
Shintaro GOTO
got @ ris.ac.jp
2011年 3月 12日 (土) 23:56:16 EST
はじめまして。立正大学の後藤真太郎です。
14年前、ナホトカ事故を経験し、当時の教訓をまとめたものが↓のよう
にアップされてます。
http://www.glocom.ac.jp/column/1991/07/post_14.html
当時は、Web-GISという言葉もなく、今とは全然状況は異なり、地図のデジタイズからはじめまし
たが、変わらないのは行政を含めた情報共有の仕組みです。昨年、フロリダ沖油流出事故で使わ
たものは、書類も、調査発注仕様書もオープン可能なものは全て地図に貼り付けるという事がで
きてます。
GeoPlatform.gov, powered by Environmental Response Management
Application(R) (ERMA):
http://gomex.erma.noaa.gov/
フロリダの事故の時のように組織横断的な情報を見える化できたのは、
ICS(Incident Command System)がまとめているおかげです。1000人のスタッフで運営していた
ようですので規模が違います。
日本には、ICSはありませんので、各組織から出る情報を誰かがピクアップする必要があります。
この部分については、レスキュー関係のNPOで緩やかにつながって処理できるような体制づくり
が出来つつありますが、先は見えてませんので、つながりで情報共有する時代は続くものと容易
に想定されます。
GeoPlatformもオープンソースで出来ています。本システムのNOAAでの利用者とかネットワークが
ありますので必要でしたらお知らせします。
いずれ、我々もGeoPlatformのようなシステムを平時の利用と併せて作ろうとと思っていました。
もしこれから作られると言う事でしたら、ご協力できれば、阪神淡路、ナホトカ事故の教訓を引き継ぐ
事ができるものと思います。
また、地図の事が議論されてましたが、海岸地形や山地地形が反映される地図は必要ですので、
基盤地図情報の等高線データは欠かせないと思います。
今週、既に現地に支援団体や救助犬をだしている市民キャビネット災害支援部会と国交省の災対の
事務次官とうち合わせする事になっています。その時にも、GeoPlatFormmのような可視化ツールの
必要性を訴えてきます。
補足です。
1/28に行ったシンポジュウム 災害情報からの空間情報社会の形成で関連する内容を扱いました。
http://kumacom.jp/bbs/bbs_list.php?root_key=17249&bbs_id=180&res=1296258509
ライブは↓です。
http://www.ustream.tv/channel/geospatial
2011年3月13日2:27 Yoichi Seino <say.no00 @ gmail.com>:
> 清野です。
>
> 今木さん、ご協力のお申し出、本当にありがとうございます。
> OSMは人手が足りないのが事実です。
>
> OSGeoの方々はサーバ管理などの技術を特にお持ちかもしれません。
> ですので、そうした技能を最大限発揮してご協力いただければありがたく思います。
> サーバはDanielさんなどにお申し出いただければ、
> 操作する権限をもらえると思います。
> 現在進んでいる活動をOpen Layersで示して、
> 初心者のやる気と活動を引き出していけるようなページをつくっていただけるとすごく嬉しいかもしれません。
> http://openstreetmap.jp/crisis/
> こちらはアカウントを作成すれば割となんでもできるようになっているようですので、
> こちらでご支援いただいても助かります。
>
> 何卒ご協力の程をよろしくお願い申し上げます。
>
>
> 2011年3月13日2:16 Hiroo Imaki <hiroo @ angeli.org>:
>> OSGeo-Jのみなさま
>>
>> 三浦さん、情報ありがとうございました。オープンストリートマップなどいろいろな動きが出てきているようなのでできる限り協力したいと思います。私もそれほどオープンストリートマップになじみがないので私のような人への情報として以下のところが役に立つと思います。
>>
>> オープンストリートマップ(OSM)の日本のサイト、今回の地震ついて
>> http://openstreetmap.jp/crisis/
>>
>> Ushahidi という技術を使った情報収集サイト
>> http://sinsai.info/ushahidi/
>>
>> オープンストリートマップで何が起きているか知るためのもう一つのサイト
>> http://wiki.openstreetmap.org/wiki/2011_Sendai_earthquake_and_tsunami
>>
>> ESRIでもソーシャルメディアのリンク地図を公開しています(https://esrij.smartseminar.jp/cc/?c_d=2krxDVF0GtkHK-736%26p_e%3D9462)。そのほか何かご存知でしたら皆さん教えていただけますか?
>>
>> 世界中でオープンソースを使っている人たちがいるわけですからうまく力を合わせればものすごいことができると思います。知恵を出しましょう!指を動かしましょう!
>>
>> いまき
>>
>>
>>
>>
>> 2011/3/11 Hiroshi Miura <miurahr @ linux.com>:
>>> 岩崎さん
>>>
>>> GISを使えるというテクニックで、チリの時の経験を考えてみると、
>>> http://www.gelib.com/chile-earthquake-maps.htm
>>> ここにあるような取り組みが行われています。
>>> なにか、このようなことができますか。
>>>
>>> また、Ushahidiサイトの情報に、レイヤーを重ねるためのKML等のデータを作っ
>>> たり、
>>> それを流し込んだり、ということによって、有益な情報を載せられれば
>>> すばらしいとおもいます。
>>>
>>> ほかには、、、、
>>> 余震がつづいていますが、地崩れの危険地区や今後の想定など、
>>> 新潟のときの経験から、GISで処理できるとよさそうなことはありそうです。
>>>
>>> 残念ながら、どのデータがどのように使えるかについては、わかりません。
>>>
>>> 三浦
>>>
>>> (2011年03月12日 07:47), Nobusuke Iwasaki wrote:
>>>> 今木さん、三浦さん、みなさん
>>>>
>>>> 岩崎です。
>>>>
>>>> 私も現在ドイツのボンにいまして、直接の被害に遭わずにすみました。
>>>> ただ、大きな被害があった気仙沼や越高田、南相馬(旧原町)には何度かいったことがあるので、とても心を痛めています。
>>>>
>>>> 三浦さんからのリプライにもあったように、OpenStreetMapのメンバーがマッピングを開始しています。今日、ALOSの画像が入ると、被災地域のマッピング等が可能になると思います。
>>>>
>>>> ただ、それだけじゃなくて、もしGISを使えるというテクニックがお役に立つのであれば、お役に立ちたいと思っています。
>>>> もし、そういうリクエストがあるのであれば、リストに投稿して頂いてもかまいませんし、個人的に連絡をいただいてもかまいません。
>>>> 出来ることがあれば少しでもしたいので、なにかあったらお知らせ下さい。
>>>>
>>>>
>>>>
>>>> 2011年3月11日23:32 Hiroshi Miura <miurahr @ linux.com>:
>>>>> OpenStreetMap guys start Ushahidi site.
>>>>> Also JAXA try to grab satellite photo
>>>>>
>>>>> You can help with
>>>>>
>>>>> http://sinsai.info/
>>>>>
>>>>> Ushahidi site reporter or moderater.
>>>>>
>>>>> Please connect IRC: irc.oftc.net:6667 #osm-ja
>>>>>
>>>>> 10:56JST JAXA take picture from sky.
>>>>> You can help with satellite mapping.
>>>>>
>>>>> Before that you can help with Mapping with Bing imaginary in
>>>>> Sendai area.
>>>>>
>>>>>
>>>>> It is welcome to join Ushahidi site team as system admin,
>>>>> site manager, moderator, and more.
>>>>>
>>>>> I'm graduate Tohoku Univ, so it is sad incident but we should go forward!
>>>>>
>>>>> Hiroshi
>>>>>
>>>>> OSM Japan
>>>>> OSM Foundation Japan
>>>>>
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後藤真太郎
立正大学・大学院・環境科学研究科長
地球環境科学部・環境システム学科・教授(環境・管理情報コース)
オープンリサーチセンターHP:http://geo.ris.ac.jp/~orc/
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