[OSGeoJapan-discuss] 被災地空中写真幾何補正について

Nobusuke Iwasaki wata909 @ gmail.com
2011年 3月 14日 (月) 16:20:56 EDT


みなさま

岩崎です。
空中写真幾何補正にご協力いただき、ありがとうございます。
とりあえず、自分はsendaiのC01について作業を終わりました。
作業を進める上でのルールと、気づいた点をここでもう一度まとめます。

同様の内容を
https://docs.google.com/document/d/1ad6C8ZCIEIYKVF4CCnkjGA1UtHav_l5haALHk4sivrA/edit?hl=ja&authkey=CKeE0ZQO
にアップロードしてあります。
コメント等ありましたらそちらに書き込んで頂くか、メールでご意見下さい。


○作業の管理について
以下のGoogleドキュメントのスプレッドシートで作業の進行状態を管理しています。
https://spreadsheets2.google.com/ccc?authkey=CIHxpKEJ&hl=ja&key=tvvrrv1nGAnlUF6Uus4_zwg&hl=ja&authkey=CIHxpKEJ#gid=8

 重複を避けるために撮影コース毎に一人の人が担当して作業を進めるのを基本とします。ただし、現在はsendaiC01〜C04までを終わらせることを優先して、このコースについては共同で作業を進めて下さい。

 幾何補正を行う際の測地系はWGS84の緯度経度座標系(LatLon)、出力形式はGeoTiffでお願いします。
 変換するためのパラメータについては、特に定めません。一般にはリサンプリングが最近傍かキュービック、変換方法が多項式1または2かと思います(QGISの場合)。
 幾何補正済のファイルについては、firestrage等のファイル共有サービスにアップロードして下さい。

 スプレッドシートには、幾何補正後のファイル名、アップロード先のアドレス、編集者を書き込んで下さい。なお、作業を始める際にも、編集者欄に名前を書き込んでもらえると、作業の重複が少なくなっていいと思います。
 また、最後の列(H列)にコメント列を加えました。作業を中止した場合など、その理由を書き込んで下さい。


○元画像について
幾何補正対象となる画像はjpg形式で、国土地理院のサイトからダウンロード出来ます。
http://saigai.gsi.go.jp/photo_h23taiheiyo-hr/photo/index.html

全体の撮影コース等は以下にありますので作業を開始する際の場所の選定等にご利用下さい。
https://picasaweb.google.com/110909102807689329773/lJZrIH#

また、元画像は以下にミラーされていますが、ただし、ファイル名が元となるものと少し違っていますので、お気を付け下さい。
http://www.flickr.com/photos/53691961@N03/sets/72157626132299003/



○気がついたこと
・sensdaiC01〜C04については、隣り合う画像の大部分がオーバーラップしています。一枚飛ばしでも面的にカバーすることは可能だと思うので、可能であれば飛ばして作業をして下さい。
・そのほかのコースについても、オーバーラップ部分が多かったら、可能であれば一枚飛ばしで作業して下さい。
・海岸線沿いで陸域の面積が狭い場合、どうしても幾何補正が難しい場合があります。その場合は、次の部分に行って下さい。


十分ではないかもしれないので、ぜひコメント等頂ければと思います。
それでは、よろしくお願いします。


追記:
実際に、津波の被害にあった場所の幾何補正を行ってみると、本当に被害の大きさが実感できます。
この作業が、少しでも被害の回復や復興に役立てばと、心から思います。
協力頂いているみなさん、本当にありがとうございます。


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