[OSGeoJapan-discuss] 避難所リスト・避難所マップの作成・更新管理について

Shintaro GOTO got @ ris.ac.jp
2011年 3月 18日 (金) 12:06:15 EDT


臼田様

>避難所マップを、公開・共有・協働編集・協働更新の方針で上手く運用していく
>いい方法について、ぜひ、アイデアをいただけないでしょうか?

立正大学の後藤です。
NPO基盤地図情報研究会がお世話になっております。

岩手中心ですが、我々の地域SNS連携している、もりおねっとで、必要な人が必要な情報をアップするという
協働事業が行われてます。http://sns.city.morioka.lg.jp/community/?bbs_id=300

阪神淡路、ナホトカ事故の教訓から災害用のシステムが災害時に使用されるためには平時からのまちづくり等
での利用が必要です。今後、地域SNS連携でマップ作りが始まっていきますがWeb-GISで情報提供してだれ
が何に使うかを想定する必要があります。

参考になれば幸いです。


2011年3月17日23:40 Yuichiro USUDA <usuyu @ bosai.go.jp>:
> 臼田@防災科研です。
> お世話になっております。
> また、数々の作業、おつかれさまです。
>
> ぜひ、みなさまのお知恵を拝借したいことがあります。
>
> 避難所のリスト化、マップ化について、すでに各所で議論がありますが、
> ただいま、当方でも、災害対策本部やボランティアセンターの
> 災害対応業務を支援すべく、避難所マップの整備をすすめています。
> 現状、とりあえず当方だけで作業をしていますが、避難所マップは、
> 公開・共有・協働編集・協働更新の方針で整備できればと考えています。
>
> そこで、
>
> 【1】
> 既に整備されている実際の避難所マップのデータはないでしょうか?
> (指定避難所のマップではなく、現在開設されている避難所のマップです。)
>
> 【2】
> マップのデータがなければ、住所が入った表からジオコーディング
> するのが効率的かと思いますが、それに適した住所入りの表は
> ないでしょうか?
>
> 私たちが今とっている方法は、
> --------------------------------------------------------
> a.指定の避難所リスト(住所情報あり)…国民保護のページより
> http://www.kokuminhogo.go.jp/hinan/
> b.実際の避難所リスト(住所情報なし)…各県のページより
> http://www.e-gov.go.jp/link/shelter.html
>
> を照合し、
>
> aにあり、bにある場合、「開設」避難所(住所情報あり)
> aにあり、bにない場合、「未開設・不明」避難所(住所情報あり)
> aになく、bにある場合、「臨時開設」避難所(住所情報なし)
>
> という3種類のリストを作成し、
> 「臨時開設」避難所のみ、web検索で住所を探しだす
> --------------------------------------------------------
> という方法です。
>
> ここで問題は、aとbの避難所情報が完全一致しないことです。
> bは現場で作成しているため、必ずしも正式名称が使われず、
> 通称、略称などが使用されていることが多く、正確な照合が
> できない、しかも、これらの避難所をWebで検索かけても
> なかなか見つからないといった問題が出ています。
>
> そもそも住所によるジオコーディングも必ずしも正しくありませんので、
> 最後は、現場の方々に、地図上で位置修正・住所修正等を
> お願いするしかありませんが、できるところまで外部支援として
> やっておきたいところです。
> とりあえず、宮城県から着手を始めていますが、
> 上記作業はほぼ手作業です。
> 2000件を超えるレコードがあり、しかも刻々と更新されるため、
> とても追いつかない状況です。。。
>
> この方法以外に、何か良い方法があれば、ぜひご教授ください。
>
> 【3】
> もし、上記2の方法が最適となった場合、今私たちのほうでは
> 人的リソースが完全不足で、宮城県はなんとか作業を進めていますが、
> 他県についてはぜひ協働でお手伝いいただけると助かります。
> GISの知識がない方(エクセルとgoogleが使えれば十分)でも結構ですし、
> 特に土地勘のある方にはぜひご参加いただきたいと思っています。
> 通称、略称は土地勘が無いとかなり厳しいです。
> また、その後の更新の方法や対応もぜひ考えていただければと思います。
> もちろん、宮城県も含め、データは公開・共有いたします。
>
>
>
> ただいま、Googleでも、同じような呼びかけがなされています。
> http://googlejapan.blogspot.com/2011/03/blog-post_720.html
> こちらとも、上手な連携ができれば心強いです。
>
> 避難所マップが出来れば、今後の物資支給やボランティア派遣に役立ちますし、
> Google避難者共有名簿(picasa)
> https://picasaweb.google.com/tohoku.anpi
> とも連携が取れます。
> sinsai.infoとも連携が取れます。
>
> 避難所マップを、公開・共有・協働編集・協働更新の方針で上手く運用していく
> いい方法について、ぜひ、アイデアをいただけないでしょうか?
>
> よろしくお願いいたします。
>
>
> p.s.
>
> とりあえず、当方のeコミマップで、避難所マップを閲覧できるように
> してみました。
> http://all311.ecom-plat.jp/group.php?gid=10023
>
> 右上のログインから
> ID: OSGeo, Pass: foss4g
> で入ることができます。
>
> 今、データを編集中のため、ここから編集できないようにしていますが、
> 閲覧は可能です。
>
> 被災後空中写真と重ねると、場所によりますが、
> 指定避難所で津波で使えなくなった場所、
> 津波には襲われたが、避難所としては使えている場所
> (校庭に車がキレイに並んでいる学校もあります)
> などが把握できます。
> 作業をしながら、痛ましい思いです…。
>
> _______________________________________________
> OSGeoJapan-discuss mailing list
> OSGeoJapan-discuss @ lists.osgeo.org
> http://lists.osgeo.org/mailman/listinfo/osgeojapan-discuss
>
>

--
後藤真太郎
立正大学・大学院・環境科学研究科長
地球環境科学部・環境システム学科・教授(環境・管理情報コース)
オープンリサーチセンターHP:http://geo.ris.ac.jp/~orc/
JST社会技術実装支援:   http://www.ristex.jp/examin/implementation/index.html
熊谷地域連携プロジェクト:
「あついぞホッとcom:http://kumacom.jp
〒360-0194 埼玉県熊谷市万吉1700
TEL : 048-539-1653 FAX : 048-539-1632 E-mail :got @ ris.ac.jp



-- 
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地球環境科学部・環境システム学科・教授(環境・管理情報コース)
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JST社会技術実装支援:   http://www.ristex.jp/examin/implementation/index.html
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