[OSGeoJapan-discuss] GIS学会大会でのFOSS4G分科会企画宣伝

Yoichi Kayama yoichi.kayama @ gmail.com
2011年 10月 14日 (金) 01:37:01 EDT


皆様 (重複受信の方申し訳ありません)

嘉山@FOSS4G分科会です

明日から鹿児島大学で開催される地理情報システム学会の大会ですが
FOSS4G分科会では機器展示、ハンズオンセッション、特別セッションの3企画を行います。

http://www.gisa-japan.org/conferences/
http://www.gisa-japan.org/news/file/program_20110929.pdf

皆様のお参加をお待ちしております。ハンズオンセッションは後6名の定員空きがありますので
いまからでも申し込みできます。

特別セッションは古橋さんがオーガナイザーで「震災時のオープンデータ・オープンソースによるクライシスマッピング」
というタイトルで開催されます。こちらは学会大会に参加していなくても入場無料で参加できます。

16日午前中はハンズオンセッション  夕方は特別セッションに是非ご参加ください。

GIS学会 FOSS4G分科会 特別セッション
「震災時のオープンデータ・オープンソースによるクライシスマッピング」

16日 15:20−17:00
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3月11日に発生した東日本大震災では、今までの震災で活躍した
実務向けのGIS利用とは異なり、一般市民自ら情報を発信し、そ
の情報を集約しつつ複数の情報を重ね合わせるオープンなクラウ
ドソースの活用と、オープンスタンダードな技術を組み合わせた
相互運用性によっていくつものコラボレーションが生まれました。

阪神大震災や中越地震での今回の震災でGIS活用がどのように変
わったか。本セッションでは、オープンデータ・オープンソース
を軸に、それぞれの立場で震災に関わった方々に登壇いただき、
活動の内容や具体的な課題について報告するとともに、将来に向
けて議論を深めるためのセッションを予定しております。



オーガナイザー:古橋 大地(マップコンシェルジュ株式会社、東京大学CSIS)

予定登壇者(発表それぞれ5分)
・FOSS4Gとソーシャルメディアの融合による災害情報支援プラットフォーム
―「sinsai.info」の活動と課題―:瀬戸 寿一(一般社団法人OSMFJ、立命館大学)
・OSGeoコミュニティの震災対応:嘉山 陽一(OSGeo財団日本支部、朝日航洋株式会社)
・東日本大震災協働情報プラットフォーム ALL311:田口 仁(独立行政法人防災科学技術研究所)
・GEO Grid災害タスクフォース:山本 直孝(独立行政法人産業技術総合研究所)
・被災地の空中写真:鎌田 高造(国土交通大学校)
・UAVによる被災地空撮:吉田 貴樹・渡部 靖之(株式会社情報科学テクノシステム/BIZWORKS株式会社)


パネルディスカッション(残り時間:登壇者+オーガナイザー)
 「未来へのフィードバック」
・阪神大震災や中越地震のときと比べて、どう変わったか?
・各プロジェクトの立ち上げは迅速にできたか。
・インフラや技術的に進歩していること。
・プロジェクト成果の具体的な手応え。
・危機的状況の中で、東日本大震災でできなかったことは何か?
・同じようなプロジェクトが同時並行に進んでいる中での横の連携は十分だったか。
・海外コミュニティとの連携はスムーズに行なえたか。
・トップダウンとボトムアップのバランス。命令系統と現場判断の境目はどこか。
・東日本大震災の復興に向けて今取り組んでいることは?
・復旧/復興フェーズで重要なことは何か。
・被災地との連携は行っているか。
・プロジェクトの維持はどこまでできそうか。
・未来に備えて今やるべきことは何か?
・311の経験を社会にフィードバックできているか。
・平時の訓練の重要性とそのための仕掛けはあるか。
・もし首都圏が壊滅した場合、それぞれのプロジェクトは機能するか。


第20回 地理情報システム学会学術研究発表大会  特別セッション  16日 9:00-12:30

昨年度GIS学会大会で開催した「QuantumGIS+R連携ハンズオンセッション」に引き続き、本年度は老舗オープンソースGISソフトウェアGRASSの実習セッションをGIS学会大会で開催することになりました。

【セッション内容】
GRASSはFOSS4Gと呼ばれるオープンソースのGISソフトウェアのなかでももっとも古くから開発と利用が進められているものの一つです。特徴として,ラスター型,ベクター型を問わず様々なデータの処理が可能であり,多彩な分析機能を持つことが上げられます。本セッションでは,GRASSを用いた衛星・GISデータの処理および分析手法の基礎について実習を行います。具体的には,東日本大震災の被災地域を対象として,二時期のNDVIやNDWIの比較を行い,冠水地域の抽出などを行うことを予定しています(変更の可能性有)。
なお本セッションは,文部科学省受託研究である「FOSS4G を活用した衛星データ利用のためのオープン・リソースの構築」の成果を活用して行われます。

【対象者】
オープンソース,プロプライエタリを問わず,GISソフトウェアの利用経験のある研究者、実務者

【定員】  20名

【講師】
  岩崎亘典 (FOSS4G分科会 OSGeo.JP 農業環境技術研究所)

【開催日時】
   2011/10/16    9時-12時30分

【場所】
鹿児島大学 農学部共通棟3階 306(IT)講義室


【備考】

 学会大会参加費用以外には当ハンズオンセッション参加にかかる費用はありません。
 実習用のコンピュータは鹿児島大学様のコンピュータを利用させていただきます。


【受講申し込み、問い合わせ先】
 yoichi.kayama@gmail.com (メール送信時は@を小文字に変えて送信して下さい)
     嘉山陽一 (FOSS4G分科会 OSGeo.JP)


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