[OSGeoJapan-discuss] FOSS4G Tokyoハンズオンのお知らせ

Nobusuke Iwasaki wata909 @ gmail.com
2012年 10月 8日 (月) 18:16:55 PDT


みなさま

運営委員の岩崎です。
つづけて,Tokyoのハンズオンについてお知らせ致します。

日時:11月5日
   午前の部:10:00-13:00	
   午後の部:14:00-17:00
場所:東京大学柏キャンパス 総合研究棟4Fおよび5F
費用:
 1セッション 5,000円(当日申し込み)、4,000円(事前申し込み)
 複数セッション 10,000円(当日申し込み)、8,000円(事前申し込み)
 ただし,午前の部と午後の部は重複して申し込みできません。
OSGeo財団日本支部個人会員は無料でいずれのセッションにも参加できますので当日入会をオススメします。
また,10月20日までの申し込みにつては,会員の方の申し込みを優先します。


内容
◎午前の部
○初心者のためのQuantum GIS入門
 講師:縫村 崇行(名古屋大学)
 定員:30名
 対象者:QGISの初心者
 概要:Quantum GIS(QGIS)はデスクトップ・タイプのFOSS4Gの代表的なもので,有志による日本語化の作業も進められています。本セッションでは,主に
FOSS4GやGISソフトウェアをはじめて使う方を対象に,QGISの基本的な使用方法について実習を行います。
 注意:使用するPCは持参。Windows以外のOSの場合は要連絡。

○OpenLayers入門
 講師:石田 雄大(オークニー),神谷 貴広(オークニー)
 定員:10名
 必要技能:
 概要:OpenLayersは、ブラウザ上に地図を表示するためのJavascriptライブラリです。
GoogleMapsのようなスクロールインターフェイスを実現するだけでなく、様々な地図サービスをオーバーレイ、切り替え表示できる
OpenLayersについて、基礎概要、レイヤ、コントロール、データ表示について解説・実習します。また、OpenLayersを利用した事例紹介、OpenLayersを利用した電子国土WEBについても触れていきます。

○マイクロジオデータ解析入門
 講師:仙石 裕明(東京大学)
 定員:10名
 必要技能:GISの基本的知識があり、一定の操作ができる方を対象とします。プログラミン
グ経験があるとなお望ましい。
 概要:時間的・空間的に詳細な空間分析を行いたい方を対象とした実習を行います。実習では東京大学空間情報科学センター(CSIS)が提供している住宅・施設等の建物単位のデータおよび動線解析プラットフォームWEB-API(経路推定)を活用した実例に取り組みながらマイクロジオデータを解析する基礎を扱います。なお、QuantumGISをベースに実習を行う予定です。
 注意:パソコンは実習で用いるデータの関係上、すべて貸出パソコン(Windows)を利用します。

○MapGuide Opensource入門
 講師:井上修(オートデスク)
 定員:10名
 必要技能:
 基本的なHTMLの知識
 基本的なjavascriptの知識(あればなお可)
 基本的なGISの知識
 概要:オートデスク社の商用WebGISサーバプロダクト「Autodesk Infrastructure Map
Server」のオープンソース版「MapGuide Opensource 」。
Webサーバ系のオープンソースGISのなかで、複雑怪奇と噂されていますが、大規模システム開発にも多数実績のある商用製品のベースとなるだけあって一度噛み砕くと奥深い味わいが広がる禁断の世界に飛び込むことができます。
ここでは、はじめの一歩として、実はとっても簡単な構築・設定方法をわかりやすく解説します。
 注意:環境インストール済みのマシンはこちらで用意します。ご自分のマシンで受講されたい場合は持込みも可能です。環境の構成については,別途連絡します

○GRASSで衛星画像解析
 講師:岩崎亘典(農業環境技術研究所)
 定員:10名
 必要技能:基本的なGISの知識
 概要:GRASSはFOSS4Gのなかでも最も長く開発と利用が続いており,多彩な分析機能を持つことが特徴です。本セッションでは,GRASSの初心者を対象として,GRASSの基本的操作,衛星・GISデータの処理および分析手法の基礎について実習を行います。具体的には,東日本大震災の被災地域を対象として冠水地域の抽出などを行うことを予定しています。
 注意:使用するPCは持参。OSはウィンドウズを推奨するが、それ以外のものは要相談。


◎午後の部
○QGIS上級編:解析とモデリング
 講師:Paolo Cavallini(Faunalia社)
 定員:30名
 必要技能:GISおよびQGISの基本的操作法を理解している方
 概要:QGISは軽快なGISデータビューアであるだけでなく,多くの分析機能を持っています。
本ハンズオンではQGISにある様々な解析機能(オリジナル機能に加えてGEOS、GDAL、GRASS、WPSプラグインや、SEXTANTEフレームワーク)を使ってGIS解析の紹介及び実習をします。
実習を通して必要な機能がどこにあり,どの様に見つけるかを理解することにより,より高度なQGISの利用を始めることが出来ます。
 注意:QGIS-DEVの最新版をインストール済みのマシンを受講者でご用意ください。講義は英語で行いますが,適宜通訳を行います。

○RでGIS
 講師:星田 侑久
 定員:30名
 必要技能:プロプライエタリ,オープンソースを問わず,GIS ソフトウェアの利用経験のある研究者,実務者、学生
 概要:R 言語は,オープンソースでフリーソフトウェアの統計解析向けプログラミング言語,及びその開発実行環境です.統計処理や視覚化を得意としていますが,空間データの扱いにも長けており,地図作成も可能です.本セッションでは
R を用いて,空間データの扱いを紹介し,実際に各自の PC 上で操作していただきます.
 注意:使用するPCは持参。マシンは受講者でご準備ください。あらかじめR(2.15.1)をインストールください

○Quantum GISを用いた教材作成とその表現方法
 講師:西林 直哉(奈良大学)
 定員:10名
 必要技能:特にGISの技術がない方でも受講していただけます。
 概要:FOSS4Gの代表格であるQuantum
GIS(QGIS)を用いて、初等中等教育の授業用の主題図と教材の作成について実習を行います。こkで作成される教材は,まず主題図をQGISで作成し、GoogleEathで多彩に表現できます。講義後半には教材をOpenLayerで読み込んでブラウザに載せることも考えております。GISを使って授業をしている・したいと思っている学校関係者、学生などを対象としております。
 注意:使用するPCは持参

○Geopaparazzi & OSM フィールド調査ハンズオン
 講師:林 博文(はやし ひろふみ)
 定員:10名
 対象者:準備中
 概要:準備中
 注意:使用するPCは持参


申し込みはjapan.osgeo(at)gmail.comまでメールでお願いいたします。
下記情報を明記してください。(atをアットマークにしてください。)

メールタイトル:FOSS4G 2012 Tokyoハンズオン申し込み

氏名:
所属:
参加希望セッション:


参加人数に限りがありますので、お早めにお申し込みください。
申込みは "11月2日" までといたします。

※参加人数はそれぞれ限られておりますので,お早めにお申し込みください。
※東京と大阪はそれぞれ別の扱いとなります
※OSGeo財団日本支部会員(個人・学生・企業)は無料でいずれのセッションにも参加できます。


講師の略歴等の詳細につきましては,後日Webにて公開致します。
ご不明な点が御座いましたら,MLかjapan.osgeo(at)gmail.comまでご質問下さい。
よろしくお願いします。


-- 
岩崎 亘典


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