[OSGeoJapan-discuss] FOSS4Gの全体像の解説本の出版について

NASAHARA (Nishida), Kenlo kenlo @ sakura.cc.tsukuba.ac.jp
2009年 11月 5日 (木) 19:58:49 EST


OSGeo-Japanのみなさま・植村さま:

先般、私、発言した後に、Markus NetelarのGRASS本を植村さまが
自費で翻訳されたことを知りまして、
http://blog.goo.ne.jp/jg2tkh/e/f0580360d1c3e0386e22a7338f04cf93

> 一般論として、多くの分野で、洋書に良書は多いのですが、
> その和訳は、日本語として整っていなかったり、向こうの
> 文化・社会事情をもとにしたものが多いため、教科書として
> ストレスなく使えるものは少ないです

と発言したことを深く深く悔やんでおります。私の意図は、決して
植村さまの大きな貢献に関するものを何ら含んでいたものでは
ありません。

このGRASSの原書は私も持っており、GRASSについて体系的に解説
されたバイブルとして、広く学生にも読ませたいが、和訳があれば
なあ、と以前から考えておりました。

しかしながら、私の不用意な発言によって、いささかなりとも
コミュニティの和を乱したり、植村さまの功績(コミュニティに
おける、最も理想的な貢献の形)を傷つけることがあったならば、
深くお詫び申し上げたいと思います。

私も及ばずながら、ぜひ植村さまの和訳書を購入し、普及啓蒙に
努めて参りたいと思います。今後とも、よろしくご指導・ご鞭撻
頂きますよう、よろしくお願い致します。

筑波大学・奈佐原


On Thu, 5 Nov 2009 09:03:56 +0900
"NASAHARA (Nishida), Kenlo" <kenlo @ sakura.cc.tsukuba.ac.jp> wrote:

> OSGeo-Japanのみなさま:
> 
> 筑波大学の奈佐原と申します。私もこれまでほとんどROMでしたが、
> この企画に、賛同・期待するものであります。
> 
> 当方、大学・大学院で、リモセン・GIS関係の教育に従事して
> おりますが、公的な教育をプロプライエタリな環境ですること
> に違和感を感じており、研究教育基盤はできる限りオープンソース
> で構築したいと考えております。また、昨今の、英語偏重の
> 教育にも違和感を感じており、日本語での教育をきちんとしたい
> と感じております。
> 
> http://www.bres.tsukuba.ac.jp/gakurui/syllabus/EC33-291.html
> http://kankyo.envr.tsukuba.ac.jp/curriculum/kankyo/syllabus/01AD121.html
> 
> このようなFOSS4Gの解説本もしくは教科書が日本語で出るのは
> 大変ありがたいことで、授業の標準教科書もしくは副読本に
> できれば、と思います。
> 
> 一般論として、多くの分野で、洋書に良書は多いのですが、
> その和訳は、日本語として整っていなかったり、向こうの
> 文化・社会事情をもとにしたものが多いため、教科書として
> ストレスなく使えるものは少ないです
> (例えば「ファインマン物理学」は良書ですが、和訳されたものは
> ダメです)。
> 
> 何らかの形で、ささやかでも当方もお手伝いできることが
> あればと思います。
> 
> 
> -- 
> 奈佐原 顕郎 (旧姓西田)
> 筑波大学農林工学系
> 〒305-8572 つくば市天王台1-1-1
> 電話・FAX: 029-853-4897
> 
> Kenlo Nishida Nasahara
> Institute of Agricultural and Forest Engineering
> University of Tsukuba, Japan 305-8572
> kenlo @ sakura.cc.tsukuba.ac.jp
> 


-- 
奈佐原 顕郎 (旧姓西田)
筑波大学農林工学系
〒305-8572 つくば市天王台1-1-1
電話・FAX: 029-853-4897

Kenlo Nishida Nasahara
Institute of Agricultural and Forest Engineering
University of Tsukuba, Japan 305-8572
kenlo @ sakura.cc.tsukuba.ac.jp


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