[OSGeoJapan-discuss] 四隅の座標値に基づくポリゴンの作成方法

Nobusuke Iwasaki wata909 @ gmail.com
2010年 11月 7日 (日) 12:20:01 EST


リストの皆様

いわさきです。
FOSS4G Tokyo/Osakaに参加された皆さん,お疲れ様でした。また,明日のOsakaハンズオンセッションに参加される皆さんは,頑張ってください!

さて,先日QGISを使って四隅の座標値に基づいて,グリッド状のポリゴンを作成する方法はないかとの相談を受けました。
元になるデータは,エクセルのシートにグリッド毎の属性値と四隅の座標値が入っているものでした。たとえば,以下の海底地形図の図郭について,四隅の座標値が分かっているけど,この図郭ポリゴンをどう一括して作るか,といった所です。
http://www.mapshop.co.jp/specialmap/sealines/coastal.html

ポリゴンが一つの場合,またはある領域を複数のグリッドで区切る場合にはベクタメニューの「調査ツール→ベクタグリッド」で作成することが出来ますが,QGISを使って四隅の座標値に基づいて作成する方法を見つけることは出来ませんでした。

ということで探してみたところ,QGIS-userにMLに以下のような投稿がありました。
http://osgeo-org.1803224.n2.nabble.com/create-a-shapefile-tile-index-from-a-boundingbox-list-td4104798.html

いくつか方法が提示されていていますが,今回は一番下にあるawkのスクリプトを使う方法で変換してみました。具体的に書くと,
 1.エクセルのシートをcsv形式で保存する。このとき1列目は説のID,二列目から順に西,南,東,北の座標値(単位は度の小数点)
 2.ここに出ているスクリプトを使ってcsvファイルをGMT形式(GMT ASCII Vectors)に変換する
 3.変換したファイルをQGISで表示する,もしくはogr2ogrを使って希望するファイルに変換する
という手順です。

上記の投稿にはGMLやKMLを使う方法,もしくはWTK(Well Known
Text)にしてPostGISやSpatiaLiteに読み込ませる方法などが紹介されていましたが,私にはちょっとハードルが高くて手が出せませんでした。

同じことをやりたいという方がいらっしゃるかもしれないので,参考までに投稿させて頂きます。
また,PostGISならこうやるよ―とか,もっと効率のいい方法があるよという情報があれば,フォロー頂ければと思います。

それでは,失礼します。


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