[OSGeoJapan-discuss] JSでshpやkmlを読み込んで地図を描画

wakasa masao machio @ mac.com
2010年 11月 28日 (日) 22:40:09 EST


若狭です。

下記のようなサイトがありました。

Interactive mapping with HTML5, JavaScript, and Canvas
http://indiemaps.com/blog/2010/06/interactive-mapping-with-html5-javascript-and-canvas/

これはみなさん(鎌田さんがメインかも・・)がご期待されているSVGではないですが、ビットマップ系の描画ができるCanvasという機能を使ったものです。
たぶんですが、今後、SVGを生で呼んで、ブラウザのSVGで描画する・・というよりも、こういったCanvasに変換するという方向にいくと思われます。
JS上で巨大なデータを読み込むのも負荷が高いですが、それ以上に描画の方が高負荷です。
生のSVGを描画させるにはGPU使って快適になったとしても、リソースが少ないモバイル端末では厳しさはかわらないので。
なので
1. 巨大な地図データ(svg,shp,kml)を読み込む
2. 分析して共通の共通分析データフォーマット(GeoJSONとかになるのかなぁ)に変換
3. Canvasで描画させる
というのが流れになる可能性が高いです。
開発者達が好きそうな分野ですし・・。
そして、仕事的には1->2を作る人達と2->3を作る人達に分類されていくと思われます。
2->3はOpenLayersあたりに動きがあればと期待する感じです。現状のデータ描画と方式自体が違うのでまったく別のものを作ったほうがいい(オーバーヘッドがでかすぎる)かもしれませんが。
そうすることで、1->2はサーバサイドでもクライアントサイドでもどちらでも可能になりますので、
ZOOからGeoJSON吐き出し -> それをiPhoneで描画させる
とか組み合わせ次第でいろいろ可能になると思われます。



------------
wakasa masao


OSGeoJapan-discuss メーリングリストの案内