Re: [OSGeoJapan-discuss] 経済産業省の実証実験サイトで OpenLayersを使った統計情報の地図表示機能を公開しました。
Toshiya TSURU
turutosiya @ gmail.com
2011年 2月 27日 (日) 21:02:27 EST
皆様
有難うございます。
> 国土数値情報の利用の場合は、
> FAQのページ
> http://nlftp.mlit.go.jp/ksj/other/faq.html
> にも記載があるとおり、「国土数値情報(○○データ) 国土交通省」と出所の明示を行う必要があるのではないでしょうか?
> 国の機関が(組織が違うとは言え)自ら利用利用約款を守っていないのはマズイと思われますが…。
確かに。ご指摘有難うございます。
みなさんからご指摘を頂いている、「境界線が合わない」というのは、
作業を行う段階で、都道府県をそれぞれ別々に「ジオメトリの簡素化」を行ったからだと思います。
(ズームしないで!ということで...)
Google Maps だと、KML複雑なポリゴンが表示されないという問題があり、
現在の粒度というか、簡素化のレベルに着地しました。
サーバーサイドでの処理についてもアドバイス有難うございます。
最初は、PostGIS を使い動的にKMLを生成する方式も考えたのですが、
ちょっと工数がかかるので静的なKMLを置いて運用しております。
ベースのシステムがMySQLを使っているのですが、
MySQLでもPostGISと同じような事って出来るのでしょうか?
> 沖縄県が入っている点は国のサイトならではですかね
沖縄は一工夫したところです。気づいて頂けて嬉しいです。
最初は沖縄を表示していなったのですが、やはりそれはまずいということで、
OpenLayersのmapを2つ作って表示させています。
> 例えばNatural Earthというデータセットはパブクリックドメインのデータなので、こちらのデータは出典などを書かなくても利用可能です。
> http://www.naturalearthdata.com/downloads/10m-cultural-vectors/
> の「Admin 1 - States, Provinces」というデータであれば、都道府県境界が入っています。
ありがとうございます!まさにこういうデータを探していました!
2011/2/28 BABA, Yoshihiko <baba @ ud.t.u-tokyo.ac.jp>:
> 津留さん、
>
> はじめまして。
>
> 私も、瀬戸さん、岩崎さん同様、都道府県境が合わない点は気になりました。沖縄県が入っている点は国のサイトならではですかね。そのほかは特に、、。
>
>
> 岩崎さんのコメントに関して、
> KML のダウンロードは、私は document.kml というファイル名でとれました。
>
> 最初の日本地図がでてくるところがOpenLayersです。OpenLayers+KMLなら、サーバー側の設定が不要なので、これはこれでありだと思います。(KMLファイルを置いておいて、HTML、正確にはJavaScriptで呼び出すだけ)。拡張性を考えたら別ですが。
>
>
> On Feb 28, 2011, at 5.03 , Nobusuke Iwasaki wrote:
>
>> 津留さん
>>
>> 岩崎と申します
>> サイトの方、拝見させて頂きました。
>>
>> 実際に見たデータは、「平成19年度小売事業所数
>> 前年比」ですが、瀬戸さんと同じく、ちょっと都道府県境界が荒いなーと感じました。ダウンロードしたKMLファイルをQGISで表示させた例を添付しましたが、これだとちょっと見にくいなと感じました。
>> ジオメトリの簡素化だけでこうまで変わってしまうのか、ちょっと不思議なのですが、もしかして間違ったものを見ているのでしょうか?
>>
>> また、KMLファイルをGoogleMapで表示するには上手くいくのですが、ダウンロードした場合には、KMLという拡張子がつかず、たとえば、「Mg6egDCu.part」というファイル名になってしまいました。ブラウザーはFirefoxの3.5を使用しています。ちなみに、拡張子を帰ればKMLとしてみられます。
>> また、OpenLayersを使われたとのことですが、そのサイトは見つけることができませんでした。
>>
>> 作業の手順を見たところ、個別にKMLファイルを作成し、それを表示していると思いました。
>> そういったやり方だと、かなり手間がかかると思うので、例えばGeoServerなどを利用して、データを配信する事を考えるのもありだと思います。
>> たとえば、GeoServer-jpのMLにMarioさんが主題図について投稿されていたので、参考になるかもしれません。
>> http://lists.osgeo.org/pipermail/geoserver-jp/2010-May/000007.html
>>
>> ただ、サーバー方の話しは私もあまり詳しくないので、的外れなことをいっているかもしれませんが(汗
>>
>> データの使用許諾についてですが、やはり出典は明記された方がいいかと思います。
>> また、例えばNatural Earthというデータセットはパブクリックドメインのデータなので、こちらのデータは出典などを書かなくても利用可能です。
>> http://www.naturalearthdata.com/downloads/10m-cultural-vectors/
>> の「Admin 1 - States, Provinces」というデータであれば、都道府県境界が入っています。
>>
>> 長くなりましたが、参考までに。
>>
>>
>> 2011年2月27日6:53 Toshiya TSURU <turutosiya @ gmail.com>:
>>> 瀬戸さん、こんにちは。
>>>
>>>
>>>> これはどのGISデータを原典にしておられますか?
>>>
>>> 国土交通省の国土数値情報ダウンロードサービスから
>>> 行政区域データをダウンロードたものが原典です。
>>> それを各種GISソフトで加工して使っています。
>>>
>>> ▽ 国土数値情報ダウンロードサービス
>>> http://nlftp.mlit.go.jp/ksj/
>>>
>>> なお、
>>> KMLを作成するにあたり使用したソフトについて、
>>> 下記のエントリに掲載致しました。
>>>
>>> ▽ JPGISから変換したKMLで Google マップ / Yahoo!地図 上に都道府県境レイヤーを表示する
>>> http://d.hatena.ne.jp/turutosiya/20110119/p1
>>>
>>> 手順としては、下記の要領で作成しました。
>>>
>>> 1. 国土数値情報データ変換ツール使ってダウンロードしたデータをShape ファイルに変換
>>> 2. 元データは、市区町村レベルで境界線がひかれているので、TatukGIS(/QGISでも可)を使って統合。
>>> 3. QGIS でジオメトリの簡素化(0.05)
>>> 4. QGISでKMLとして出力
>>>
>>>
>>> ご助言など頂けると幸いです。
>>> よろしくお願い致します。
>>>
>>> 2011/2/27 Toshikazu SETO <gr0008sf @ ed.ritsumei.ac.jp>:
>>>> 津留さん
>>>>
>>>> 瀬戸と申します。
>>>> 興味深いサイトをご紹介いただきありがとうございます。
>>>>
>>>> ところで、都道府県の形状データ(KMLやGooglemapsで閲覧できる)が
>>>> やや荒い気もします。これはどのGISデータを原典にしておられますか?
>>>>
>>>> 経済産業省の場合、都道府県境界のデータで無制限に使えるものは
>>>> ちょっと思いつかないのですが(地質図関係は電子データ化されてるのですけどね)…
>>>> 再配布可能な都道府県境界データがあればいいですね。
>>>>
>>>>
>>>>
>>>> --
>>>> Toshikazu SETO
>>>> Research Fellow of the JSPS
>>>> Ph.D student, Graduate School of Letters,
>>>> Ritsumeikan University
>>>> e-mail: gr0008sf @ ed.ritsumei.ac.jp
>>>>
>>>>
>>>> < "Toshiya TSURU" <turutosiya @ gmail.com> >wrote:
>>>>> 初投稿させて頂きます。
>>>>> 津留(Toshiya TSURU)と申します。
>>>>>
>>>>> 現在、経済産業省の委託事業である
>>>>> 「平成22年度電子経済産業省推進費(オープンガバメントを実現するシステムの可能性等についての調査研究)」
>>>>> 携わらせて頂いております。
>>>>>
>>>>> その事業の一環として、経済産業省で作成している統計情報を公開するためのサイト
>>>>> 「Databox」( http://databox.openlabs.go.jp/ ) を構築・運営をしております。
>>>>>
>>>>> そのサイトでは、各種統計情報の公開を行っておりますが、
>>>>> その中で各都道府県別の事業所数の対前年度比などの情報があります。
>>>>>
>>>>> そういった都道府県別データの可視化を行うにあたり、
>>>>> OpenLayers を使い、KML データを表示する機能を実装し
>>>>> 先週、同サイト上で公開致しました。
>>>>>
>>>>>
>>>>> 実際の画面は、http://databox.openlabs.go.jp/ にアクセス頂き、「事業所数」をキーワードに検索、
>>>>> 検索結果の一覧で一番上に表示されている統計情報をクリックするとご覧頂けます。
>>>>> ご意見など頂けると幸いです!
>>>>>
>>>>> どうぞよろしくお願い致します
>>>>>
>
>
>
>
>
> --
> 馬場美彦
> 東京大学大学院工学系研究科
> 都市デザイン研究室 博士課程
> 090 1738 7439 (Softbank)
>
>
>
>
--
Toshiya TSURU <turutosiya @ gmail.com>
http://twitter.com/turutosiya
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