[OSGeoJapan-discuss] 【幾何補正PJ】三陸海岸のオルソ画像
Naotaka YAMAMOTO
naotaka @ ni.aist.go.jp
2011年 3月 19日 (土) 18:16:41 EDT
森様,皆様,
産総研の山本直孝です.
> 本家OSGeoにも、Public Geodataの分科会があるのですが、実はあまり活発で
> はないようです。どうしても、ソフトウェアの部分に人が集まりすぎてしま
> うようです。ただ、GIS利用者の立場からは、OSMのデータだけでは種類が全
> 然足りませんし、データの利用目的も多様です。それを考慮したデータが普
> 及するような活動をしましょう >>来期の活動の柱の一つに!
OGCサービスに限っていますが,公開WMSを検索するためのCS-Wを構築していますので
充実させていきたいと思います.
# 地震で止まってしまっていますが...
山本直孝
From: "Toru Mori (森 亮)" <moritoru @ orkney.co.jp>
Subject: Re: [OSGeoJapan-discuss] 【幾何補正PJ】三陸海岸のオルソ画像
Date: Sat, 19 Mar 2011 12:29:53 +0900
> 瀬戸さん
> 大澤さん
> みなさん
>
> 森亮です。
> 今回の一連の活動の中で、自由に利用できる「ジオデータ」のあり方と問題点がかなりわかってきたと思います。
> それを、OSGeo財団という組織として、データ提供者に対して要請することが必要だと思います。状況が落ち着き次第、ぜひ行いましょう。それが、コミュニティとして影響力を行使できるやりかただと思います。そうすることで、データ提供機関の中の人も動きやすくなるでしょう。
>
> 本家OSGeoにも、Public Geodataの分科会があるのですが、実はあまり活発ではないようです。どうしても、ソフトウェアの部分に人が集まりすぎてしまうようです。ただ、GIS利用者の立場からは、OSMのデータだけでは種類が全然足りませんし、データの利用目的も多様です。それを考慮したデータが普及するような活動をしましょう >>来期の活動の柱の一つに!
>
>
> On 2011/03/19, at 12:01, Toshikazu Seto_iPad wrote:
>
>> 瀬戸です。
>> 昨日は完全にフォローできずすみませんでした。
>>
>> この間、とりわけ岩崎さんや大澤さん、大島さん、奈良崎さんを始め
>> 非常に多くの有志の皆さんにも作業いただき、ありがとうございました。
>>
>> 今回は何より、国土地理院の公開対応が予想以上に早かったことは
>> 結果的に良かったことだと私は思います。逆にそれとほぼ同時的に
>> 停電や仕事の合間を縫ってこれだけの作業が短時間で進んだことも
>> 大きな意義だと思います。
>>
>> 幾何補正については、おおむね作業完了となりますが、
>> OSMでは、引き続き基盤地図や被災状況のマッピングを、
>> sinsai.infoの方ではUshahidiを使った場所に関わる情報の集約と可視化を
>> 進めています。(現在、共通の基盤として、さらには
>> バイリンガルな地名データベースを作成中?でもあります)
>>
>> これはいずれも始まったばかりであり、またこちらのMLにも
>> 呼びかけさせて頂きます。引き続きよろしくお願いいたします。
>> 活用方法についても既に議論が始まっていますが、
>> OSgeoならではのトピックスでもあると思いますので
>> ぜひ情報交換し提案しましょう!今後ともよろしくお願いいたします。
>>
>> とりいそぎ。
>>
>> --
>> Toshikazu SETO
>> Research Fellow of the JSPS
>> Ph.D student, Graduate School of Letters,
>> Ritsumeikan University
>> e-mail: gr0008sf @ ed.ritsumei.ac.jp
>>
>> On 2011/03/19, at 11:24, Takeshi OSAWA <arosawa @ gmail.com> wrote:
>>
>>> 大島さま
>>> みなさま
>>>
>>> 大澤です。
>>> こちらも落ち着かない状況で集中できる作業があって、救われた部分があると
>>> 感じています。また、ボランタリーな作業による力を実感できて
>>> 非常に有意義だったと思います。
>>>
>>> 問題提起については同意です。ぜひ協力させてください。立場によって
>>> 求める情報や形態が違うのは理解できるので、『どういった立場の人間は』
>>> 『どういった形態で』『どういった情報を求めているのか』を共有する必要がありますね。
>>> たとえば我々GIS屋の立場で欲しいデータと、一般人が欲しいデータは
>>> ぜんぜん違いますが、ローデータは同じなわけで、そのあたりの整理から
>>> はじめたいと思います。
>>>
>>>
>>> いろいろ基盤情報がそろってきたので、私は個人的に、これらの活用方法を
>>> 考えはじめています。リスクマップや被災地マップは既に構築されているようなので、
>>> 現況ではカバーできていない『かゆいところに手が届く』情報を発信できないかと、
>>> 既存情報をいろいろいじっているところです。とっかかりとして、
>>> 被災地マップやネット上の情報からギャップ分析 つまり支援が足りてない
>>> 場所なんかを抽出できないかという試みを行っています。
>>>
>>> 他にも色々課題や『かゆいところ』はあると思うので、
>>> アイディアがある方はぜひご提案ください。
>>>
>>>
>>>
>>> 2011年3月19日10:44 OSHIMA Hideki <oshimapanda @ gmail.com>:
>>> 岩崎さん、大澤さん、幾何補正にかかわられたみなさま
>>>
>>> まずは、岩崎さん、わたしを混ぜてくださり、ありがとうございました。
>>> そして、幾何補正にかかわられたみなさま、お疲れさまでした。
>>>
>>> 関東組は、原発やら停電やら余震やら電車の運休やら品薄のコンビニやらに怯えながら過ごしていたので、この作業にかかわることで、写経をするように心の安らぎを得ることができました。
>>>
>>> また、すでにみなさんで共有しているような問題点が明らかになりました。
>>> 国土地理院のGISデータ(の公開方法)は、ガラパゴスになっていますね。
>>> たとえば、国土地理院の方に、個人としてOSGeoに参加していただければ、状況は改善されるかもしれません。可能なら、実際にデータをつくられている技術職の方と、成果の利用促進をする(=事業仕分けを阻止する)立場の事務職の方の両方に参加していただけるといいですね。
>>> あるいは、日本国際地図学会の大会発表で問題提起するといいかもしれません。日本国際地図学会の会員の多くは、国土地理院の職員と、関連測量会社の社員で、国土地理院系の財団(日本地図センター)が事務局です。わたしも会員なので、お手伝いします。
>>>
>>>
>>>
>>> 2011年3月19日9:22 Yoichi Kayama <yoichi.kayama @ gmail.com>:
>>> > 岩崎さん ご苦労様です
>>> >
>>> >> 結果として、個別の画像の幾何補正は先走ってしまった感じになってしまいました。申し訳ありません。
>>> >> これからは、もう少し熟慮した上で提案するようにします。
>>> >
>>> > いや、このような状態で混乱するのは仕方ないです。
>>> > 2重で無駄な作業になるかもしれないから熟慮してなにもやらないよりは、なんかアクションををこしたほうが
>>> > betterだと思います。
>>> > とかいう私があまり作業に貢献できていませんが。
>>> >
>>> > ネットを利用した共同作業がいままでにない規模で動いていると思いますよ。
>>> >
>>> >
>>> >
>>> > 2011年3月19日8:52 Nobusuke Iwasaki <wata909 @ gmail.com>:
>>> >> みなさま、
>>> >>
>>> >> 岩崎です。
>>> >> 昨日、国土地理院から公開されましたオルソ画像をマージしたものをサーバーにアップロードしました。
>>> >> (実際には、現在アップロード中ですが)
>>> >> http://122.218.96.44/dav/GSI_ortho_Sanriku/
>>> >>
>>> >> 個別ファイルだと数が多かったので、ある程度に分割してマージをかけたのですが、ちょっと賢くない方法でマージしてしまったので、ファイルサイズが大きくなっているので、お気を付け下さい。
>>> >> 個別ファイルのリクエストがありましたら、ご連絡ください。
>>> >>
>>> >> また、今回の幾何補正作業には多くの方に様々な点でご協力頂き、ありがとうございました。
>>> >> とりあえず、全域の画像が出来あがったので、一旦区切りを付けたいと思います。
>>> >> 結果として、個別の画像の幾何補正は先走ってしまった感じになってしまいました。申し訳ありません。
>>> >> これからは、もう少し熟慮した上で提案するようにします。
>>> >>
>>> >> それでは、失礼します。
>>> >>
>>> >> 岩崎亘典
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