[OSGeoJapan-discuss] GNSSレシーバのNMEA-0183フォーマット出力について

Hiroshi Miura(@osmf) miurahr @ osmf.jp
2014年 8月 22日 (金) 16:57:07 PDT


丹羽さん
としさん

三浦です。

On 2014年08月22日 19:20, Makoto Niwa wrote:
>
>> そして、V4.10では、Galileoのサポートが入って、GNSーGNSS Fix Dataいうセンテンスで、
>> GNSS System IDフィールドで(1=GP,2=GL,3=GA,4=??)のような拡張がされたりするようです。
> 確かにマルチGNSS対応で、ガリレオやさらにそれ以降のGNSSにも対応できるようになっ
> ているのですが、現在販売されている受信機でこれに対応しているものはまだ少ないの
> ではないでしょうか。私自身、最近の受信機を使っていないのではっきり言えるわけで
> はないですが。無論、MTK3333を使ったマルチGNSS対応の受信機も使ってみたいとは思います。

そうですね。MTK-3333ベースですと、複数の会社から評価用の製品が出ており、
5−6000円程度で入手可能のようです。GLONASSタイプと、BEIDOUタイプが市場で
出回っています。NMEAメッセージは、独自路線ですね。

> カタログベースだと、4.10に対応をうたった受信機も見かけますが、実際に出力される
> センテンスについてはよくわかりません。
独自の困ったところは、実機がないと確認できないが、全ての実機を
購入するわけには行かないことですね。
NMEAのログを取るようにして、ログから試験できるよな仕組みを作れば
OSS的には、対応できるかもしれません。



>
>> はい一方で、上記のように、随分前に規格の方は整備されているようなので、
>> なにかが追いついていない、という事でしょうか。
> 規格より先に各メーカーが実装し、既に市場に出回っているものがかなりあるので、現
> 状はそちらが優先されているように思います。各メーカーも、最初に実装した形からは
> 変更していないようですし。そうは言っても今後、さらにガリレオ、北斗にも対応した
> 受信機が出てくれば変えるかもしれません。

規格より先に開発がすすんでいたので、市場では独自が広がってしまっている、
今後収束するだろうが、ソフト的には、独自と規格と両方に対応しないといけない、という事ですね。


> ただ現状みちびきについては、
> 1.Nexus7(Broadcom)は衛星番号1として出力(GPS 1番が見えていないときのみ)


 On 2014年08月21日 22:16, Toshihisa Tanaka wrote:
>>> なので,QZGSV の場合は,QZ (て何...) が出している衛星情報と見て,
>>> GPGSV の場合は,GP(GPS) が出している衛星情報と,意図的に分けて
>>> パースすると良いかなと思います.
>>>
>>> http://www.catb.org/gpsd/NMEA.html
>>>
>>> それにしても,"QZ" と言う Talker ID で喋ってくるのはちょっと驚きではあります.
>>> と言うか "QZ" は多分に規格にはないはずなので,"QZ" は個別に扱う
>>> (あくまで Nexus7(2012)のBCMチップ固有)と見たほうが良いかなと思います.


以上2つのご意見を統合すると、
QZのTalker IDで衛星番号1番ですね。
Android内蔵のGPS/GNSSレシーバーには手が出せないので、
BluetoothやUSB接続で同じような出力を行うものがあれば、
対応したいと思います。

> 2.Garmin、u-blox、mediatek等はPRNをそのまま(193)として出力
> の2パターンだけだと思います。とりあえずはこの2パターンに対応しておくという、
> 現状優先ではだめでしょうか。

GPのTalker IDで衛星番号193番ですね

他には、

GLONASSは、

GLのtalker IDで 66-99の範囲で出力


SBASは、

GPのtalker iDで 33-71あたりの衛星番号で出力

BeiDouは

BDのtalker IDで 1-24あたりの衛星番号で出力

という仕様でまずは対応しておく、という現状優先で
いきたいと思います。


三浦


More information about the OSGeoJapan-discuss mailing list