[OSGeoJapan-discuss] ジオ・コーディングに関連して国際的な名前定義
Hiroshi Miura(@osmf)
miurahr @ osmf.jp
2014年 1月 10日 (金) 17:23:58 PST
三浦@OSMFJです。
現在、ジオ・コーディングに興味を持っています。
先日も質問しました
その調査の過程で、地名の国際化にも興味を持っています。
いろいろわかってきたので、共有します。
英語、中国語、日本語、ヒンディー語で検索すると、同じ結果が帰ってくるように
したいですよね。例: London, 伦敦, ロンドンが同じ場所を返したい。
となると、地名をUnifyされたアルファベット化するような処理をしたいわけです。
これは、OSMのデータに還元すれば、地名の国際化になります。
GIS的にはよくある処理ですか?
さて、
国連に、UNGEGN:United Nations Group of Experts on Geographical Namesという機関があります。
http://unstats.un.org/unsd/geoinfo/UNGEGN/default.html
ローマ字化するための作業部会があります。
http://www.eki.ee/wgrs/
その成果には、地名ローマ字化の標準のための技術参照マニュアルが有ります。
http://unstats.un.org/unsd/geoinfo/UNGEGN/docs/ungegn-tech-ref-manual_M87_combined.pdf
おそらくISO国際標準におけるTRに相当する文書だろうと思っています。
このあたりの動向に詳しい方がいれば、進捗状況や取り入れ方のアドバイス等
お伺いしたいと思った次第です。
こちらならば、地理空間情報処理(GIS)の専門家が沢山いらっしゃるので、
地名学(toponimy)についてもお詳しい方がいるのかな、と思いました。
どうでしょう?
なお、わたしは汎用的なローマ字化ライブラリを開発しており、
https://github.com/miurahr/unihandecode
ゆくゆくは、成果を取り込んでいきたいと思っています。
また、ISO国際標準に関わった経験もあり、標準化は
尊重しないとなァ、とも思っています。
三浦
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