[OSGeoJapan-discuss] QGISからのnircmd.exeの除外について

Hiroshi Miura(@osmf) miurahr @ osmf.jp
2020年 5月 22日 (金) 00:46:22 PDT


岩崎さん
みなさん

三浦です。

FreeSoftware開発者としてみると、QGISそもそも NirCmdに依存しないほう
がいいのではないか、とおもえます。

NirCmdは、わたしの理解では、非公開の独占ソフトウエアのFreeWareで、
Windows OSの広範囲にオペレーションを実施できるようなユーティリティです。

QGISがWindwosでNirCmdで実施したいWindows固有オペレーションの範囲が
どの程度か把握していませんが、やりたいことより広範囲で実行できちゃうことは、
つまり、リスクをかかえていることにはちがいありません。

また、FOSS4G的にも、公開でチェック可能なコードでおきかえるべきだとおもいます。
QGISは、GPLですから、GPLなツールでね。

Windowsのオペレーションでは、QGISが内部的に利用可能なPythonで
実施できるようになってきていますので、pythonで実装すればいいんじゃねとおもいます。

三浦


On 2020/05/19 1:59, Nobusuke Iwasaki wrote:
> 喜多さん、みなさん
>
> いわさきです。
> 以下、OSGeo.JPの見解ではなく、個人としての意見です。
>
> nircmd.exeの問題は、喜多さんが紹介しているスレッドでも出ているように、数年に一回、アンチウィルスソフトの誤検出が出てくるということで、話題になっているようです。(日本だと、前回は2011年ですかね?)
>
> この間、QGISやnircmdにより、悪意を持った攻撃があったという話は聞かないので、本当にマルウェアとして動作することはないのだと思っています。
> そして、こういう誤検出が起こった場合に、その責任を持つのが開発者なのか、アンチウィルスソフトの提供者なのかなると、私は後者ではないかと思います。
>
>



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