[OSGeoJapan-discuss] QGIS翻訳状況 - 編集へのご招待

Miura Hiroshi miurahr @ osmf.jp
2020年 11月 18日 (水) 20:49:17 PST


村並さん

三浦です。 いえ、いろいろ理解がふかまりました。
嘉山さんのコメントで、もとにしているソースの生成を、master でやっていて、3.16ブランチでなかったことにきづきました。(修正をかけていきます)

今後、プロジェクトに興味をもって参加いただける方とは、Geoweek でたちあがったDiscordチャット

https://discord.gg/CG7KAzHr

で議論していきたいとおもいます。(上記リンクは、11/20まで有効)

さて、宣伝させてください。

「みんなの自動翻訳」については、2016年に、当方にてNICT様と調整をおこなって、
OSSの翻訳については、明示的に許諾いただくように、規約変更をおこなってもらいました。

https://mt-auto-minhon-mlt.ucri.jgn-x.jp/content/policy/

全文は、ユーザ登録のときに確認いただくことになりますが、
抜粋すると、

------------------------

「アプリケーション利用者向け制限事項」

1 アプリケーション利用者は、商用目的や公序良俗に反する目的のためにアプリケーションを利用することはできません。ただし、アプリケーションを利用して、Wikipedia等のCreative
Commons License の文書や、 GNU General Public License, MIT License, Apache
License, BSD License
等のオープンソースソフトウェアの文書等の公益性が高い文書であって、アプリケーション利用者がその文書の自動翻訳結果や修正結果を利用者や目的の制限なく一般に無償公開する場合には、当該文書のライセンスが当該文書の利用の目的や範囲等を限定していない場合であっても、これによらず利用できます。

-------------------------------

したがって、QGISや、OSGeo Live DVDの翻訳など、わたしたちの活動については、
利用しやすいものになっています。
先日のState of the Map Japan 2020 Onlineの講演でもご紹介させていただきました。

上記の条件にもとづけば、みなさまのビジネスにあたっても、FOSS4GのOSSライセンスの
文書を「みんなの自動翻訳」をもちいて無償で機械翻訳し、公開することができます。
そして、翻訳成果をたとえば、出版社が書籍として出版することも、もとのライセンスにもとづいて
実施することができます。

OSSでも、できないことは、「みんなの自動翻訳」をつかってOSSの翻訳を作成し、
事業として顧客に納品するなどは、できません。(公開条件に抵触)

その場合は、川村インターナショナル 様が、同エンジンの商用ライセンスを
販売していますので、そちらなどを使うことになります。
https://www.k-intl.co.jp/374567


今回、 従来のQGISやOSgeo LiveやOpenStreetMap Wikiの翻訳成果をもとに
40,000語をもちいて、機械翻訳を訓練することができました。
このエンジンをOmegaTで利用するためのプラグインも開発して公開していますので、
活用いただければとおもいます。
https://github.com/miurahr/omegat-textra-plugin

接続情報 key, secret etcについては、Discordチャットで開示したいとおもいます。

OSMFJ 三浦

2020年11月19日(木) 7:37 <muranamih @ zav.att.ne.jp>:
>
> 三浦様
>
> お返事いただきありがとうございます。
>
> 本来MLへの公開を意図したものではなかったんですね。
> いろいろ訊いてしまい失礼しました。
> それにも関わらずアクセス許可をいただいた上、色々と教えていただきありがとうございます。
>
> 専用の翻訳プログラムによるカウントということでカウント数が違うというのは納得です。
> 「みんなの自動翻訳」については今回初めて知りました。
> 自分たちで専門用語の訓練をおこなった上で自動翻訳APIが使えるのはいいですね!
> ライセンスのことなども含めて、少し勉強してみようと思います。
> OmegaTについても、これまでは敬遠していたのですが、いちど使ってみようかなと思いました。
>
> QGISの日本語ドキュメントに関しては、本文の翻訳もですが、
> スクリーンショットが英語のQGISのままなのも課題かなあと思っています。
> でも日本語版QGISで撮り直すにしても、手間もかかるし自動化も難しいでしょうし、大変ですね。
>
> 村並秀昭
>
>


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