[OSGeoJapan-discuss] QGISでのマクロ的機能の実現方法

[Naoki Arita]

こんにちは

QGIS の実行環境に Python が同梱されており、いろいろな方法で Python を
実行することができます。
https://docs.qgis.org/3.16/ja/docs/pyqgis_developer_cookbook/intro.html

また、プロジェクトを開く、保存、閉じるの各タイミングで実行される処理を
プロジェクトに埋め込むことができます。（ QGIS ではこれをマクロと呼ぶ）
https://docs.qgis.org/3.16/ja/docs/user_manual/introduction/qgis_configuration.html#macros-properties

このプロジェクトに埋め込むマクロ以外だと、基本的に実行環境（ユーザー
プロファイル）に保存されるものになるので、プロジェクトと一緒に配布し
自動的に読み込むということは難しいと思います。


とはいえ、プラグインの形式に則って作成し、 zip で固めれ渡せば、プラグイン
メニューから簡単に追加することができますので、画像付きで資料を作れば
問題ないかと思います。
（もちろん、汎用的で他者にも使ってもらえそうであれば、プラグイン
リポジトリに登録し、そこから追加してもらってもよい）


ドキュメントは上記に示した PyQGIS の公式文書があります。
また検索すればある程度解説された記事もみつかると思います。

2021年6月27日(日) 12:57 Kohei Otsuka <kochizufan ＠ gmail.com>:
>
> 大塚です。
> お世話になります。
>
> 現在、QGISで文化財一覧を管理しておりますが、POI一覧を管理しているpois.geojsonと、
> それに紐づく画像を管理するimages.geojsonがあり、両者に1対多（1つのPOIに0～多の画像）
> のリレーションをQGIS上でつけております。
> 実際の画像ファイル自体はimagesフォルダの下にPOI.fidでのフォルダを切ってPOI毎の画像を
> 蓄積し、images.geojsonの各itemからpath属性で実ファイルへのリンクを張っています。
>
> それを管理(新しく撮ってきた写真の紐づけなど)するのに、私がJavaScript使いなものです
> から、node.jsで自動化を進めており、手作業で新規画像をimagesフォルダの中に新フォルダ
> を切って置いたのちにnode.jsのプログラムを走らせると、自動でimages.jgeojsonの中に新規
> itemを生成するような仕組みを整えてきました。
>
> ですがこの仕組みですと、QGISで完結しないので技術のわからない方との連携が難しく、
> なんとかnode.jsプログラムをexe化してnodeのインストールを要求するような状況は回避し
> たものの、それでもやはり技術のわからない人に手順を分かってもらうのは困難なので、
> なんとかQGISだけで完結する方法を模索しており、マクロ？プラグイン？的実装を考えて
> おります。
>
> そこで、お伺いしたいのですが、
> ＊QGISのPythonマクロ/プラグイン的機能ですが、技術のわからない人でも容易な、QGISの
> 　インストールだけで、pythonマクロ/プラグインが動く環境は整備されるのでしょうか？
> 　それとも、pythonをQGISとは別にインストールさせるスキルなどを要求しますでしょう
> 　か？
> ＊また、作成したPythonマクロ/プラグインは、QGISプロジェクトと同じフォルダ内に配置
> 　してgit登録したりzipで固めたりで簡単に配布できますでしょうか、それともリポジトリ
> 　などからQGISにアドインインストールさせるようなスキルを利用者に要求しますでしょう
> 　か。
> ＊このようなPythonマクロ/プラグインを作成するための、最初の一歩/チュートリアル/サン
> 　プル的な記事でお勧めのものはありませんでしょうか。
>
> よろしくお願いいたします。
>
>
> _______________________________________________
> OSGeoJapan-discuss mailing list
> OSGeoJapan-discuss ＠ lists.osgeo.org
> https://lists.osgeo.org/mailman/listinfo/osgeojapan-discuss



-- 
有田 直樹 <ToNaokiArita ＠ gmail.com>