[OSGeoJapan-discuss] Re: 今回の震災で利用されたサービスの事例を知りたい

YAMADA,Yasuharu yamaday @ affrc.go.jp
2011年 4月 20日 (水) 20:53:32 EDT


TO OSGeoな方

OSGeoの技術とは関係なさそうですが、田植え時期が近づいているので
(ということは苗床に種まきの季節)、直接の震災ではなく、原発関連
のサイトがあります。農家にとっては、小企業の社長と一緒ですから
商品としての農産物が販売可能かどうか?は生活がかかっています。

 http://www.maff.go.jp/noutiku_eikyo/maff2.html

先週、豪州で開催されていた環境リモセン会議に出ていたんですが、
みんなの個人的関心はむしろradioactive substanceが食物や
人間の健康に及ぼす影響は?というものであったように感じられました。
(発表はDInSARなどが多かったのですが、休憩時間に良く質問がきました)
観光客も少なくなっているらしく、飛行機も空席が目立っていました。

IEEE/SPECTRUM誌では、地震の翌日の3月12日号で既に原発の状態は
"Worse than Worst"(最悪より悪い)と論評がありました。

それにしても20年くらい前までは、小山雄生さん、結田康一さん、駒村美佐子さんの
農環研グループが、自然放射能が地上に降ってくる環境レベルを毎年調べるために専用の
田んぼに田植えをしていたんですが、後継者がいないんでしょうか?
駒村さんの代だけでも50年近いデータが蓄積されていると思います。

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Yasuharu Yamada
Chief Researcher,
Research Project for Resources Information Technology,
NIRE, NARO Japan
yamaday @ affrc.go.jp
http://nkk.naro.affrc.go.jp/
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