Re: [OSGeoJapan-discuss] Re: e:今回の震災で利用されたサービスの事例を知りたい
Yoichi Seino
say.no00 @ gmail.com
2011年 4月 26日 (火) 01:55:19 EDT
清野です。
>かやまさん
はい。ソースは公開になっています。
なので「地図太郎は」と言いました。
ただ、MANDARAのソースは「公開」はされていますが、
いわゆるOpen Source Definition(OSD)からは逸脱しているオレオレライセンスなので、
そういう意味ではオープンソースソフトウェアではありません。
>大島さん
そういう意図でしたか。
理解いたしました。補足ありがとうございます。
2011年4月26日11:57 OSHIMA Hideki <oshimapanda @ gmail.com>:
> 清野さま、みなさま
>
> 地図太郎・MANDARAの長所・短所は、Quantum GISと比べて、という意味でした。
> つまり、Quantum GIS(やGRASS)はArcGISやMapinfoのような世界標準のGISソフトに対応するオープンソースソフトですが、地図太郎・MANDARAのようなガラパゴスな国産の簡易GISソフトには対応できているのか、する必要があるのか、ということを言いたかったです。
>
>
> 2011年4月26日10:25 Yoichi Seino <say.no00 @ gmail.com>:
>> 清野です。
>>
>> こんな苦言を呈するのはヨゴレ役になるので、はっきり言えばイヤなのですが…
>> 地図太郎もMANDARAもフリー(もちろん「自由」という意味です)ではないですし、地図太郎にいたってはオープンソースでもありません。
>>
>> 使えるモノは使ったらええやんということかもしれませんが、
>> この場やOSGeo財団という団体の性格もよくお考え戴けると幸いです。
>> # こういったソフトをフリー/オープンソースにしてもらえるよう働きかけていこう、という話ならいいと思いますが…
>>
>> まだまだ日本では「フリー」を「無料」だと考えている人が多いことに落胆することしきりです。
>> ましてやOSGeo財団の中にも…。
>>
>> # ちなみに、MANDARAはウォッちずの表示機能も付いたんですね。カシミールにもありますが、これで閲覧以上のことをする人がまた増えそうで心配です…。
>>
>> あえてラディカルな事を言わせていただきました。
>>
>> 失礼致します。
>>
>>
>> On 2011/04/25, at 23:34, OSHIMA Hideki <oshimapanda @ gmail.com> wrote:
>>
>>> 山田さま、岩崎さま、みなさん
>>>
>>> 地図太郎
>>> 長所:
>>> ・ポイント・ライン・ポリゴンに写真を結び付けることができ、写真をマップ上に5〜6枚同時に表示できる。
>>> ・ウオッちずを読み込める。次期バージョンでは電子国土も読めるとか。
>>> ・基盤地図情報(GML)を直接読み込める。
>>> ・属性ファイルがcsv。
>>> ・プログラム本体が3MBぐらい
>>> ・HDDやUSBにコピーすれば、インストールなしでそのまま使える。
>>> ・小学3年生でも使える。
>>> 短所:
>>> ・ワールドファイルがないと画像を読めない。Geotiffでもワールドファイルがないとだめ。
>>> ・ライセンスが有償(¥3,500)。
>>>
>>> MANDARA
>>> 長所:
>>> ・無料
>>> ・年月日を指定すると、その日現在の市町村ポリゴンが表示される。
>>> ・市町村・都道府県・国のポリゴンがデフォルトでついている。
>>> ・属性ファイルがcsv。
>>> 短所:
>>> ・ポイント・ライン・ポリゴンを追加できない(ので、避難所マップ、不通区間マップなどをつくれない)。
>>> ・画像を読めない。
>>> ・UIが(機能も)GISというよりもExcelに近い。
>>> ・レイヤを3枚以上重ねられない。
>>>
>>> こんな感じです。
>>>
>>>
>>>
>>> 2011年4月21日18:30 YAMADA,Yasuharu <yamaday @ affrc.go.jp>:
>>>> OSGeoな方:
>>>>
>>>> (2011/04/21 10:39), Shintaro GOTO wrote:
>>>>> 立正大学の後藤です。
>>>>>
>>>>
>>>> 日本地理学会サイトで
>>>> http://www.ajg.or.jp/disaster/201103_Tohoku-eq.html
>>>> 東京カートグラフィックさんが販売している「地図太郎」ソフトを
>>>> 無償提供されているのを今回の震災用に利用マニュアルを作って
>>>> 公開している先生がいらっしゃるようです。
>>>> http://itochiriback.seesaa.net/article/190648340.html
>>>> http://itochiriback.seesaa.net/article/191018748.html
>>>> http://itochiriback.seesaa.net/article/192612679.html
>>>> http://itochiriback.seesaa.net/article/191999367.html
>>>> 現地に入る前に地図を組み込んでから被災地入りすれば
>>>> 電源、パソコンとプリンタがあれば、ネットが無くても
>>>> 使えそうです。
>>>>
>>>> もともと「地図太郎」は、旧自治省過疎化対策室が過疎地域の
>>>> 村作り、地区力点検のために1000万円くらいかけて開発した
>>>> ソフトウエアが元になっており、以前はカートグラフィック社の
>>>> 商品版と無料配布の自治省版がありました。
>>>> つまり、財務省系の(財)日本システム開発研究所の諸橋さんが
>>>> 開発の元を作っていたのが、外注先のカートグラフィックさんが
>>>> その後商品として機能を追加しているのでしょう。
>>>> http://www.tcg.co.jp/gakusai/gakusai6/604.html
>>>>
>>>>
>>>> Windows版で軽いソフトなので、地図データさえ入っていれば、
>>>> ネットから切り離しても使えるのではないかと思います。
>>>>
>>>> 後藤先生のところでも「MANDARA」というソフトウエアを配布して
>>>> らっしゃったように記憶しています。
>>>> こちらの活用はいかがなんでしょう?
>>>>
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>>>> Yasuharu Yamada
>>>> Chief Researcher,
>>>> Research Project for Resources Information Technology,
>>>> NIRE, NARO Japan
>>>> yamaday @ affrc.go.jp
>>>> http://nkk.naro.affrc.go.jp/
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