[OSGeoJapan-discuss] QGISで消した地物がArcGISでは消えていない現象

安江茂隆 yasue @ chuogeomatics.jp
2012年 12月 17日 (月) 22:09:19 PST


安江です。
お世話になっております。

この件は以前(1年以上前に)調べたことがありますが、
QGISはShapeファイルに削除フラグのようなものを立てて削除を行なっていたようです。
新實さんのおっしゃられるように、別名で保存すると実体も消えていたので、そういう仕様だと解釈しました。

DBFに delete flag というものがあるのでこれを使っているのかなと。
http://www.dbf2002.com/dbf-file-format.html
ESRIのShapefileの仕様書には、これについては書かれていません。

でも、今1.9.0で試したところ、XPでもWindows7でも実体が削除されていました。



2012年12月18日 14:11 Yoichi Kayama <yoichi.kayama @ gmail.com>:
> 新實様
>
> はじめまして
> 嘉山と申します
>
> とりあえず試してもたのですが、ご指摘の現象は発生しませんでした。
> 基盤地図情報の埼玉県の市町村境界 AdmArea.shp でQGIS1.8でポリゴンを
> 1個削除。ArcGIS DeskTop9.3.1 の ArcMapで当該Shapeファイルを開いてみた
> ところ添付画像のように削除したポリゴンは無い状態で表示されました。
>
> QGISの編集機能で削除を行うとshpやdbfファイルのサイズは変わっています。
>
> QGISはOSGeo4Wの1.8.0を利用しています。
> OSはWinXPです。
>
>
> 2012年12月18日 13:23 にいのみ <niinomi @ pit-inc.co.jp>:
>> 皆様へ
>>
>> お訪ねしたいことがあります。
>> QGIS(1.8.0)、(1.7.4)でポリゴン等の地物を削除して保存したshpデータを
>> ArcGIS(9,10共)で読み込むと消したはず の地物がそのまま残っているという
>> 現象が出るのですがどなたか対処方法をご存じないでしょうか。
>>
>> そのファイルをQGISで開きなおしても消したものはちゃんと消えています。
>>
>> 編集を保存する際にファイルの日時が変わっているのでデータを書き換えている
>> ようですが、shp、dbfのファイルサイズが変わりません。
>> 極端な話、データを全部消してもファイルサイズが変わりません。
>> 編集後に別名で保存しなおせばファイルサイズも小さくなりちゃんと消えています。
>>
>> QGISはスタンドアロン、OSはXPで現象が出ています。WIN7では問題ありません。
>> Pc-Mappingで読み込んでもArcGISと同じようになりますのでArcGISの問題ではな
>> さそうです。
>> 一年以上QGISとARCGISを併用して使っていますが、以前からそうだったのか、新
>> たに発生した問題のかわかりません。
>>
>> よろしくお願いいたします。
>>
>> 新實(にいのみ)豊
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