[OSGeoJapan-discuss] GNSSレシーバのNMEA-0183フォーマット出力について
Makoto Niwa
niwa @ earth.email.ne.jp
2014年 8月 21日 (木) 04:59:41 PDT
三浦さん
こんばんは、丹羽と申します
SBASのNMEA出力の衛星番号のマッピングに-87を始めたのはGarminです。
NMEAの衛星番号の桁数が2桁と制限されているためにこのような対応をしたようです。
多くのGPSメーカーがこれを真似しました。これはNMEA ver.4.0になりました。
みちびき(1)のPRN番号は193ですので、これも3桁でオーバーフローしてしまいます。
ただ、193-87としてもまだ3桁なのでこれも各メーカーでの対応となりました。
また、ご指摘のようにガリレオは北斗などどんどんGNSSが増えていくため、
とても2桁では対応できないというのが現状です。
> して出力されます。一方、MediaTek (MTK)のMT-3333を
> 使ったあるレシーバでは、GPS衛星
> として、GPGSVセンテンスで193番として出力されます。
で、このようにMeiaTek等のメーカーは、拡張NMEAとして3桁の衛星番号を使うという
ことを始めました。今後はこちらが主流になり、NMEAにも標準として取り入れられる
のでは?というのが最近の話です。
まとまりのない話で申し訳ありませんが、ご参考になれば幸いです。
At 21 Aug 2014 17:30:56 +0900 Hiroshi Miura(@osmf) wrote:
> 三浦%OpenStreetMap Japanなです
>
> いまさらですが、準天頂衛星みちびきQZSSのご利益を生かした
> OSMのマッピングをしたいと思い、GPS+GLONASS+QZSS(+Beidou+Galileo)
> のレシーバーをAndroidで使えるようにするソフトを書いています。
>
> https://github.com/miurahr/bluegnss4osm
>
> その中で疑問が出てきましたので、ジオな専門な方のアドバイスを
> いただければと思います。
>
> NMEA-0183フォーマットについてです。
> おそらくLSIチップのメーカーによって異なるのだと思いますが、
> GalileoやQZSSの情報を出力するときのPRN
> (Pseudo Random Number)が異なるようです。
>
> Nexus7(2012)のBCMチップによる出力では、
> みちびきは QZGSVセンテンスで1番衛星と
> して出力されます。一方、MediaTek (MTK)のMT-3333を
> 使ったあるレシーバでは、GPS衛星
> として、GPGSVセンテンスで193番として出力されます。
>
> NMEA-0183では、GNGSAセンテンスにより、
> FIXに使用される衛星一覧がPRN番号で出力されますが、
> GNGSAセンテンスで出力されるときは、PRNは
> ユニークな番号という扱いのようで、たとえばGPS1番衛星と
> QZSS1番衛星が逢った場合は区別できないようです。
>
> GPSとGLONASSでは、割り当てられる番号がGPS1−32、
> GLONASS65−99と住み分けています。
> 一方、SBAS(WAASなど)では、NMEAの衛星番号が33-71
> とGLONASSとかぶっているようにも
> 見えます。又、SBASのNMEAの衛星番号は、
> 実際のPRNから−87シフトした番号を出力
> するような規格になっているようです。
>
> ネット検索の範囲では、このあたりの仕様が
> 結局どうなっているの?というのが
> よくわからない状況となりました。
>
> マルチGNSS時代のGPS/GNSSの情報処理にあたって、
> 各衛星やチャネル等を識別するときに、何を拠り所に
> すればいいのでしょう?
>
> 三浦
>
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